「読まれるコンテンツ」を作りたい。
Webサイトの運営に携わる方の大半は、きっとそのように考えているでしょう。
近頃ではユーザーの多くが広告を忌避します。
そのような状況下において、良質なコンテンツを配信することでユーザーの支持を得る
「コンテンツマーケティング」が、最近の大きな流れとなっています。
さて、そこで少し考えてみましょう。
オンラインにおける「読む」という行為は、どのようなものなのでしょうか。
そこにオフラインでの「読む」行為との違いはあるのでしょうか。

オンラインでの「読み方」

結論から言うと、オンラインでの「読む」行為にはいくつかの特徴が見られます。

1.オンラインでは「斜め読み」が主流

同じ「読む」という行為でも、実際に印刷物を読むときとWeb上で情報をブラウズするときとでは、
使っている脳の領域が異なります。
オンラインで何かを読む際は、印刷物を読むときと比較して、より「視覚的な」読み方になると
言われています。
いわゆる「斜め読み」の状態です。
このような状態では、読んだ情報を処理し、自分の中に取り込む能力が低下してしまいます。
「文章を短く区切り、見出しを付ける」というガイドラインは、
Webサイト上で文章を扱う際のベストな方法とされています。
それには、以上のような理由があったのです。

2.人はページの6割しか読まない

Webアクセス解析サービス「チャートビート」は、20億回ものインタラクションを調査し、
以下の事実を突き止めました。
・閲覧者の半数以上は、1つのページを15秒以上見ない。
・大部分の閲覧者はページの60%までスクロールするが、10%の人はまったくスクロールしない。
この調査は2014年に行われたものです。
スマホでの閲覧者数増加を考えると、スクロール率はこの調査よりも多少増えていると考えられます。
しかし、だからといって「きちんと読まれている」と考えてはいけません。
オンライン上では斜め読みが主流です。スクロールされているとしても、その内容を読んでいるとは限りません。
そのページで伝えたい情報は、記事の前半に収まる量に限定しましょう。
もちろん、少ない文章量を意識するとより効果的です。

まとめ

  • オンラインでの読み方は「斜め読み」が主流です。長文は読まれません。
  • 閲覧者の半数以上はページをほとんど読みません。
  • 例え読まれたとしても、大部分は60%以上スクロールしません。

伝えたいことは簡素にまとめて、ページ前半に収めましょう。

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