デザインをするときに、フォントはどのように使い分けていますか?
フォントオタクの金井 和夫さんは私にこうおっしゃいました。
「タイポグラフィーだけでデザインの大部分が決まるんだよ。」

タイポグラフィーとは

まず、タイポグラフィーって何ですか?

辞書によると、

①活版による印刷術。
②デザインにおいて,活字の書体や,字配りなどの構成、配列の仕方など視覚効果の総称。

との事。
フォントの種類・大きさ・太さ・文字間・行間・空白などを組み合わせて訴求する、文字のデザイン。
ただ必要な単語や文章を書いただけのものと、文字(フォント)にもデザインを施して書いた場合では伝わり方が違う。
ということですね。

これは、コミュニケーションでも同じですね。
棒読みで会話する人、優しい物腰でお話しする人、不愛想なお話しの仕方をする人、声が小さい人、ハキハキお話しする人とでは、それぞれ同じ事を伝えたとしても、お話しした内容の伝わり方や印象が随分と変わってきます。

押さえておきたい、タイポグラフィー基本ルール

たくさんの種類のフォントを混在させない。



たくさんの種類のフォントを混在させない。


多くの種類のフォントが出てくると、まとまりが無くなり、落ち着きのないデザインになってしまい、結局何も伝わらなくなってしまいます。
1つのドキュメントに多くても3種類までにすることが基本的なルールです。

文字間と行間と余白のバランスをとる


特に日本語フォントの文字間に気を付ける



特に日本語フォントの文字間に気を付ける


日本語フォントでは、縦書きに特化して作られているフォントがあったりします。
横並びにして使用したとき、1文字1文字の間隔がバラバラになり、読みにくくなってしまいます。
必ず1文字1文字の文字間を目で見て調整していきましょう。

また、これはアルファベットの場合も同じです。文字と文字の間が変にバラバラの間隔になっていないか気をつけましょう。

行間も読みやすさに気を付けて調整する



行間も読みやすさに気を付けて調整する


1行1行の間隔も、詰まりすぎていると読みぐるしさを感じます。
かといって開けすぎても間延びしてだらしなくなってしまいます。

注釈や詳細情報などは、開けすぎるとかえってよみづらくなることがあるので、コンテンツの内容で使い分けてみましょう。

周囲の余白との兼ね合い



周囲の余白との兼ね合い


特に行間は周囲の余白とのバランスもとらないとなりません。
ドキュメント全体を見て見やすく読みやすい行間にしましょう。

文字スタート位置がバラバラに見える



文字スタート位置がバラバラに見える


見出し・サブ・本文、と色々な要素があると思うのですが、それぞれが思い思いの位置から始まって、思い思いの位置で終わっていると、これもまたまとまりのないデザインになってしまいます。
またガイドをひいて位置をそろえたとしても、フォントの形によっては目の錯覚を起こし、ずれて見える場合があります。
必ず最後はガイドを外して、自分の目で調整していきましょう。

まとめ

いかがでしたか?今回記載した内容は初歩的なものです。
他にも文字でのデザインを考えたとき、できることはたくさんあります。
会話をするときに話し方がある様に、文字にも見た目の伝え方があるという事ですね。

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