特定のキーワードで自社のサイトやページの検索順位を上げたい!
と思うのは当然のことながら、どうすれば上位表示できるのだろうと悩んでいる方は多いと思います。

SEOの施策としては、内部施策と外部施策がありますが、今回は内部施策の基本的なコツをご紹介します。

昔は、metaタグやキーワードの羅列で上位表示できた時代もありましたが、近年では、「より質の良いコンテンツ」であることが最重要となっており、キーワードの羅列はペナルティの対象になりかねませんし、METAタグは単なる上位表示には効果がないとまで言われています。


しかしながら、metaタグの設定はとても重要視されています。
例えば、meta description。
上位表示には影響しないと考えられていますが、検索結果時に表示される説明文となるため、検索したユーザーが「この記事を読んでみたい/ページを見てみたい」と興味を掻き立てることが重要で、この説明文がしっかり書かれている記事はクリック数が多いという結果まであります。

1) テキストを書く前の準備

step1. 対策するSEOキーワードの選定
    一番どんなキーワードで対象ページを見てほしいかを考え、選定する。

step2. 類似したキーワードを探す(共起語)
    選定したキーワードに類似したキーワードを探す。
    → 似たキーワードも含めることで、潜在層のアクセスを獲得する。

   例)選定キーワード⇒「パスタ 作り方」
     類似キーワード⇒「レシピ アルデンテ トマトソース クリームソース 茹で時間 オリーブオイル」

step3. 上記のキーワードを意識し、テキストコンテンツを書く

※ユーザーにとって有益なコンテンツであることが、SEOにとっては最重要です。
SEOを意識しすぎて、文章が繋がってなかったり、キーワードばかりのコンテンツはGoogleからペナルティを課せられる場合があります。

そのページの内容にあった対策キーワード(類似キーワードも含む)を、バランスよく入れ込み、良質なコンテンツを作成しましょう。

2) メタタグの活用

■タイトルタグ

ページのタイトルになります。
選定キーワードをなるべく左側に配置する自然なタイトルにしましょう。

例)美味しいパスタの作り方をマスターしよう!|サイト名

※検索エンジンやSNSから直接来た人向けや、検索エンジンのロボット等
そのページを外から見た人向けにわかりやすく書きます。

■h1タグ

ページの大見出し部分になります。
こちらもタイトルと同様に選定キーワードをなるべく左側に配置する自然なタイトルにしましょう。

例)美味しいパスタの作り方をマスターしよう!

※そのサイトを閲覧している人向けに書きます。

■メタディスクリプション

ページの概要、説明文になります。(検索結果時に表示される説明文)

タイトルタグ、h1同様に選定キーワードをなるべく左側に配置します。
ただ、不自然な文章にならないようにしましょう。

文字数の目安としては全角120文字以内。※250文字前後に大幅に増えました(2017年12月)※
ただし、PCとスマホでは表示される文字数が異なり、PCでは全角250文字以内、スマホでは全角50文字となりますので、前半50文字以内に、重要なキーワードを盛り込んだテキストを作成しましょう。

注意点として、複数ページで同じメタディスクリプションを使用しないようにしましょう。

■メタキーワード

step1,2で決めたキーワードをカンマで区切って記述します。

3) コンテンツの文字量とキーワード出現率

■文字量

最低でも500~1,000文字は書くようにしましょう。

■キーワード出現率

選定キーワードと類似キーワードをバランスよく配置し、
テキストを作成します。
特定のキーワードだけが突出しないようにしましょう。
テキスト全体(総単語数)の3%以上であれば問題ないラインではないでしょうか。

まとめ

キーワード出現率に囚われてばかりだと、質の悪いコンテンツになりかねません。

キーワードを意識しつつも、ユーザーにとって有益な情報が豊富な質の良いコンテンツを作成しましょう。

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