ネットショッピングの利用率が年々増えている昨今、ECサイト運営を任せられる人材は企業にとって貴重な存在になっています。
「ECサイト運営の仕事には主にどのような業務があるのか、そしてどのようなスキルが必要なのか」をご紹介します。新しくECサイトに携わることになった方はぜひ参考にしてみてください。

ECサイトの業務は2つに分類される

ECサイトの業務には、大きくバックオフィス業務とフロント業務の2つに分かれます。

バックオフィス業務とは

受発注業務、商品登録業務、売上等の数値管理業務システム運用などECサイト運用全般が挙げられます。
実店舗で言うお店の運営を任せられている「店長」と考えれば分かりやすいのではないでしょうか。

 

●受発注業務
直接エンドユーザーや取引先への対応が発生します。
フロー化しやすい業務なので、基本的にマニュアル通りにすれば初心者でもできます。
ただし、先述したように直接やり取りが発生するため、マニュアル通りだけではクレームに発展するケースもあります。特に問い合わせの対応には注意が必要です。相手の立場になり、丁寧かつ迅速な対応が重要になります。

 

●商品登録業務
商品名、価格、商品画像などの販売に必要な基本情報を登録する業務、
商品撮影、採寸、画像加工などの業務、
商品スペックや詳細情報を登録する業務があり、全てが揃って、商品ページが完成します。
情報を登録すること自体は、それほど難しい業務ではありませんが、
「買われるため」の商品ページを作成するのはある程度のスキルが必要になります。
商品ページを見て、ユーザーは商品の購入を決めるわけですから、とても重要な業務です。
また在庫管理などの定期的なメンテナンスも必要です。ECサイト立ち上げ時には、この商品登録業務の負担が大きいため、人手不足やスキル不足に陥りやすい業務でもあります。そのため、企業にとってはアウトソースをした方が効率よく業務が円滑に進む可能性もあり、実際そうしている企業も多く見られます。

 

●数値管理業務
お店の売上を常に考え、アクセス数や転換率などのデータを分析します。
アクセス数が足りなければ集客のための施策を、転換率が低ければ商品ページの見直しをするなど、
データの分析なしでは、売れるお店作りはできません。
また売上が良いだけで利益が生まれなければ意味がありませんから、
人件費やプロモーション広告等の経費の把握も必要です。

 

バックオフィス業務に必要なスキルは、以下が挙げられます。

・ビジネス上の常識があり、丁寧な言葉遣いができる人
・人と接することが好きな人
・タスク管理ができ、スケジューリングが得意な人
・粛々とそつなく業務をこなせる人
・数字に強い人

フロント業務とは

商品の企画、開発、ECサイトのデザイン制作、集客に関わるプロモーション業務など、
「どのような商品をどのような人にどんなふうに販売するか」を決める販売促進を担っています。

 

なによりも重要なのはペルソナの設定です。どの層をターゲットにするかを選定し、より具体的にイメージできるように、
性別、年齢、趣味嗜好、行動範囲などを決めます。ペルソナの設定が上手くできていない場合、ユーザーとのミスマッチが起こり、
効率の良いプロモーション施策もできないなどの悪影響を及ぼす可能性があります。

 

ペルソナの設定についてはこちらを参考にしてみてください。
マーケティングに欠かせない「ペルソナ設定」

 

ECサイトのデザインにもペルソナ設定は必須です。例えば、極端に言うと男性向け商品に赤ピンク系のサイトではミスマッチが起きるのは容易に想像できます。
また色のバランスやバナー等の配置、フォントの大きさなど、ユーザビリティの高い見やすいサイトを作ることも重要です。

 

プロモーション業務は、フロント業務のメインと言っても過言ではないでしょう。
サイトや商品ページにどれだけアクセスを集められるか、どれだけ多くの人の目に触れるか、お店や商品を認知してもらえるかはこの業務にかかっています。
もちろんペルソナ設定は重要です。例えば女性用の化粧品を男性に発信しても売上には繋がりません。無駄なプロモーション費用を使うだけになってしまいます。
プロモーションにはお金がかかります。そのため、予算管理も重要な業務となります。

 

フロント業務に必要なスキルは、以下が挙げられます。

・企画力がある人
・ひらめき力のある人
・常にアンテナを張っている人
・数字に強く、お金の管理ができる人
・分析するのが好きな人

まとめ

どちらの業務にも共通してる必要なスキルは、数字を意識できるかどうかです。どの業務にしても、
自分が携わった商品が売れ、ユーザーから喜びの声をもらい、売上が伸びれば嬉しいはずです。
売上を意識すれば、丁寧なユーザー対応ができるでしょうし、見やすいサイトや商品ページを作るようになります。
自分たちが考えた施策が当たれば、大きな自信となり、やりがいを感じることができます。
新しくEC事業に携わることになって不安な気持ちを抱えている人は、まずは数字を意識してみてはいかがでしょうか。

 

そして、記述してきたように、ECサイト運営は多岐に渡ります。
受発注業務はできるけど、プロモーション業務ができない…。
プロモーション業務はできるけど、商品登録できる人手が足りない…。
などでお困りでしたらアウトソースを考えてみることも大切です。

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