GoogleやYahoo!といった検索エンジンの結果ページなどに表示されるリスティング広告。
広告主がアピールしたい商品やサービスに関連する語句を「キーワード」として登録することで、
インターネットユーザーが該当キーワードを検索した際に広告が表示されます。

 

そこで実際に検索される際に重要になってくるのは、「マッチタイプ」です。
「マッチタイプ」とは検索方式のことで、「完全一致」「フレーズ一致」「絞込部分一致」「部分一致」の4種類があります。

 

今回は、実際にリスティング広告運用を始める初心者の方向けに 、それぞれマッチタイプの特徴を解説していきたいと思います。

 

 

完全一致

完全一致では、あらかじめ指定したキーワードとユーザーが検索したキーワードが完全に一致している場合にだけ広告が表示対象となります。
※表記ゆれや、英語の綴りミスや大文字/小文字の違いがあった場合は、広告が表示されることもあります。

 

完全一致は検索語句の順序も含め完全に一致していないと広告が表示対象とならないため、4つのキーワードマッチタイプの中で、広告の表示対象を最も絞り込むことができ、クリック率をさらに高めることができます。

 

記号 [キーワード]
キーワードの例 [美容 サプリ]
検索語句の例 美容 サプリ

●美容 サプリ → 〇表示される

●サプリ 美容    → ✕表示されない

 

完全一致のポイント

メリット

・キーワードを限定することが出来るので、見込み顧客にピンポイントで訴求できる。

・広告費の消化が少ない。

デメリット

・インプレッション数が少なくなる為、CV獲得のチャンスを逃す可能性もある。

・登録したキーワード以外で検索をするユーザーに訴求できない

使い方

キーワードを限定することが出来るので、CV獲得の確率は高くなる可能性がありますが、
一方で、インプレッション数が少なくなる為、CV獲得のチャンスを逃す可能性もあります。
ですので、全てのキーワードを完全一致で設定せず、他のマッチタイプと掛け合わせ、
徐々にキーワードを絞り込んでいくことをお勧めします。

 

フレーズ一致

指定したキーワードと同じ語順のフレーズやその類似パターンに当たるフレーズが使用され、その前や後に他の単語が追加されている検索語句で、広告が掲載対象となります。
ただし、フレーズの途中に別の単語が追加されている場合や、フレーズ内の語順が異なる場合は掲載対象になりません。
フレーズ一致を使用すれば、お客様の商品やサービスを検索しているユーザーだけでなく、それ以外のより多くのユーザーにもリーチできます。

 

記号 “キーワード”
キーワードの例 “美容 サプリ”
検索語句の例 美容 サプリ 通販

●美容 サプリ 通販    → 〇表示される

●サプリ 美容 通販    → ✕表示されない

●美容 通販 サプリ    → ✕表示されない

 

フレーズ一致のポイント

メリット

・部分一致の拡張表示を予防可能
・語順が固定可能

デメリット

・掛けあわせキーワードでフレーズ一致を用いると全体の登録キーワード数が増える

使い方

2語以上の掛けあわせたキーワードで、「語順が入れ替わると意味が変わってしまう場合」に有効です。

 

部分一致

キーワードに関連性が高いと判断された検索語句に対して自動的に広告が表示されます。
部分一致のキーワードでは、誤字、送り仮名の違い、多少の言葉のゆれがある場合や、関連性のある語句で検索された場合も広告が表示されます。

 

キーワードの例 美容 サプリ
検索語句の例 通販 美容 サプリ

 

●美容 サプリ   → 〇表示される

●通販 美容サプリ  → 〇表示される

●美容サプリ 格安  → 〇表示される

●スキンケア → △表示される可能性がある

 

部分一致のポイント

メリット

・幅広いキーワードで広告が表示される
・より多くのユーザーに対して訴求が可能

デメリット

・関係のないユーザーまで配信される
・幅広いキーワードで広告配信することで、無駄な広告費用が発生する恐れがある

使い方

キーワードの登録に時間をかけず、表示回数を増やしたい場合に効果的です。
想像していないキーワードも積極的に拾いたい場合に設定して、設定していないキーワードでもある程度システムにまかせて広告配信したい場合にも効果的です。

 

絞込み部分一致

絞り込み部分一致では、指定したキーワードのすべての要素を含む検索語句がターゲットになります。
絞り込み部分一致の「+美容 +サプリ」というキーワードの場合、「美肌の美容サプリ」という検索語句では広告が掲載候補になりますが、「ニキビケアサプリ」や「美容液」という検索語句では掲載候補になりません。
※「部分一致」で設定したキーワードの一部の語句の前に、半角の「+(プラス)」記号を付けます。
広告と検索語句との関連性が高まり、クリック率(CTR)とコンバージョン率の向上につながります。

 

記号 プラス記号(例: +キーワード)
キーワードの例 +美容  +サプリ
検索語句の例 美肌の美容サプリ

●美肌の美容サプリ   → 〇表示される

●ニキビケア サプリ   → ✕表示されない

 

絞り込み部分一致のポイント

メリット

・部分一致よりもキーワードを絞り込むことが可能なため、ユーザーが求めている広告を表示しやすい
・部分一致と比較するとクリック単価、クリック率が改善されやすい

デメリット

・コンバージョンに繋がらないキーワードが掛け合わされて表示されている場合、効果が低くなる。

・キーワードを絞る為、広告表示が減少する可能性がある

使い方

絞り込み部分一致は、部分一致より対象範囲を絞り込むことができます。

部分一致より表示回数が減るとしても関連性を高めたいという場合におすすめです。

 

除外キーワード

リスティング広告において、特定の検索キーワードに対して、広告を表示させなくする機能のことです。
除外キーワードを設定することで、コンバージョンに繋がる見込みのない検索語句に対して広告が表示されないようにしたりすることができます。

 

リスティング広告の成果を上げるために、コンバージョンに繋がる可能性の低いキーワードへの広告表示を制限することが重要です。

関連性のない検索キーワードでの広告表示自体を防ぐことで、クリックされない無駄な広告の表示回数が減るため、
全体のクリック率は上がります。

除外キーワードを設定することで、無駄な広告表示を減らすことができ、リスティング広告の成果につながりやすくなります。

 

 

まとめ

ユーザーの検索語句を正しくターゲットできれば、表示したいタイミングでユーザーに届けることができます。
また、キーワード選定の際はキーワードプランナーやキーワードアドバイスツールを利用する事で、
効率的にキーワードを選定する事ができます。
マッチタイプを十分に理解して効率的な運用をしていきましょう。

 

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