商品を販売するには、トレンドを捉えることが大切です。
市場のニーズを感知できるかできないかで、売上は大きく変わります。
トレンド商品と、自社取扱い商品が100%合致していなくとも
「関係ない商材」「ジャンルちがい」と考えるのはとてももったいないことです。
楽天市場では、出展者向けに2・3日に1度。多い時では毎日、トレンド情報が配信されています。
(トレンドハンター清水敦さんが集めたニュースを発信してくださっています)
楽天市場が分析した「衣・食・住・遊・驚」の5つのトレンド
楽天市場は2018年6月5日に、「楽天市場 夏の消費トレンド 2018」を発表しました。
●衣:
・バックシャンアイテム(背中に特徴があるデザイン商品)
・透明アイテム
・90年代ファッション
●食:
・ロールアイスメーカー
・ロゼワイン
・高級お茶漬け
・バブルワッフル
・スモア
●住:
・高級寝具
・低温調理器
・ワイヤレススピーカー
・ワイヤレスイヤホン
●遊:
・ボードゲーム
・流しそうめん機
・バーベキューグッズ
(イエナカレジャーグッズ)
●驚:
・おでん
・あったかグッズ
・毛糸
(消費逆転の動き。夏の時期に冬の物が売れている)
いかがでしたでしょうか?上半期の動きですが、
メディアで取り上げられているものも含め、納得のトレンド情報だったかと思います。
今までは、楽天市場の出展者にだけ公開されていた「トレンド商品」が、
9月から楽天市場に新コーナー「トレンドアイテムランキング」として
利用者側にも表示されるようになりました。
この情報は、楽天市場で販売されている2億以上ある商品の購買検索データはもちろん、
社会情勢や気象、ネット上やリアル世界でのトレンド情報と照らし合わせ、
毎週ヒットが予測されるテーマで掲載されていきます。
最新情報は2018.11.15更新の「vol.10 進化するお掃除」です。
年末の大掃除に向けて、商品が動き出していることがよくわかります。
こういった世の中の動きを元に、商品のキーワードメンテナンスや、
自社キャンペーンを組むのも1つの販売戦略になるでしょう。
例えば、10月のVol.5の「小さい生活」ですが
もし店内に「小型化」した商品があるようでしたら、
「小さい商品」という切り口でメルマガを作ってみてはいかがでしょうか?
流行やトレンドは消費者の意識が向いているというヒントです。
人気商品に注力するのが売上を作る上で大事ですが、
トレンドを抑える事で、未来の人気商品を見つける切っ掛けになるかもしれません。
メルマガのタイトルや特集タイトルに、キーワードとして埋め込むことで、
お客様の目に「旬なもの」として映るようになります。
まとめ
楽天店長の人は、日々のキャンペーンで多忙でなかなか仕込みが難しいことと思います。
弊社では、店長代行を行う際に、身動きが取れない店長さんを助けるべく、
作業の代行はもちろんのこと、新しいキャンペーンや施策のご提案もしていきます。
それは、お客様に飽きられない新しい提案をすることで、
売上があがるからです。
毎年のルーティンでキャンペーンを組んでしまったり、
シーズンマーケティングだけに意識が行きがちですが、
流行やトレンドを意識することで、違うアピールができるようになります。
どんな商品が、なぜこのタイミングで売れるのか?という見方をするだけで、
発見や視野がひろがります。
楽天での販売に向けての、仕込みのヒント、メルマガ・キャンペーンにも活かせるはずです。
楽天市場だけの流行だけでなく、
ぜひ広い視野で、世の中のトレンドをキャッチしてみてください。
Written by Baycross Marketing