デザインをつくるのに必要不可欠な作成ソフト。
その中でも、イラストやDTP制作にはかかせないIllustrator。
本日は、そんなillustratorの中でもまれにみるかもしれないトラブル
オブジェクトが選択ツールで一切動かせなくなった時に行った対処法をご紹介します。

主な症状

Illustratorを起動した直後、こんな症状になりました。

  • レイヤーにロックがかかっているわけでもなく、オブジェクトが一切動かせない。
  • オブジェクトの拡大縮小はできる。
  • アンインストール後インストールしても直らない。

大抵のトラブルは、メニュー内の「編集」⇒「環境設定」で
対象らしき情報を操作すれば解決できると思うのですが、
対象メニューも見当たらず、お手上げ状態。

解決方法

初期設定フォルダを手動でリセットする

なんとたったこれだけ!

それでは、ざっくりと作業の流れのご説明です。

  1. Adobe対象フォルダを削除する。(バックアップは任意でどうぞ)
  2. Illustratorを起動させる。
  3. 新規の初期設定フォルダが自動生成され、解決。

削除する対象フォルダの場所

【Windows10の場合】

C:\Users\ユーザ名\AppData\Roaming\Adobe\Adobe Illustrator 22 Settings

「Adobe Illustrator 22 Settings」というフォルダごと削除します。

※OSによって、フォルダの置かれてる場所は異なりますので、ご注意ください。

それでは、Illustratorを起動してみましょう!

正常に移動ツールが使えるようになるはずです。

隠しファイルおよび隠しフォルダを表示する方法

PCの設定によってはフォルダが表示されない場合があります。
隠しファイル及び隠しフォルダの表示方法は下記を参照ください。

  1. スタートボタンをクリックし、「エクスプローラー」を選択。
  2. エクスプローラーウィンドウが表示されたら、表示タブを選択し、タブを開く。
  3. 「ファイル名拡張子」と「隠しファイル」にチェックを入れる。

まとめ

検索しても解決方法がわからなかったので、
Adobeカスタマーサポートに問い合わせて、丁寧に教えていただきました。
困ったときは、本当に頼りになります。

デザイン制作にはかかせないAdobeソフト。
豊富な機能を使いこなせるように、私もまだまだ勉強の毎日です。
どんなトラブルが起こっても、正しい対処法をマスターして、ストレスなく
上手に付き合っていきたいものですね!

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