ECサイトではどんな画像を選ぶべき?

売れるECサイトをデザインするにはどうするべきか。
そんな悩みを抱え、四苦八苦しているデザイナーも多いのではないでしょうか。
もちろん簡単に答えが出せる問題ではありません。
しかし、書籍やインターネット上には、迷えるデザイナーのための指針があふれています。

CTAを見てほしいなら

CTAとはCall To Actionの略で、ユーザーに何らかの行動をとってもらうためのボタンやリンクを意味します。
もっとも有名な指針は、このように「CTAを見つめている/指し示している画像を使う」というものでしょう。

つまり、「リンクをクリックして欲しいなら、そのリンクを見つめる/指し示す画像を使え」ということです。
当然、その教えにはしっかりとした裏付けがあります。
数多くの研究によって、「人は写真に写った人物の視線を追う」ということが明らかになっています。それらは
ヒートマップや視線追跡のデータに基づいており、そこに疑問を挟む余地はありません。

「見る」=「行動する」?

しかし、「見ること」と「行動を起こすこと」を同一視しても良いのでしょうか。
確かに、そのような画像を用いればユーザーの視線を誘導できます。しかし、CTAを見た人がこちらの
望むように行動してくれるとは限りません。
売れるECサイトを目指すには、見てもらった後に行動へ繋げることが重要です。
そのためには、「CTAを見つめている/指し示している画像」よりも、もっと効果的な画像があるのでは
ないでしょうか。

モデルの表情で売り上げが変わる!?

実は、そのような疑問に答えるためにA/Bテストを実施した人がいます。
Conversion Voodoo社のジョン・コレルは、「人に行動させるには、ある場所を見させるよりも感情を伝える方が
効果的だ」という仮説を立てました。
それを実証するために、人の写真だけを変更したLPを10パターン準備し、15万人の閲覧者に対して次のようなテストを実施しました。

テストの内容

  • 同じモデルかつ、顔の向き、表情、腕による指し示し方の異なる画像を準備する
  • 差分1:CTAを見つめるorユーザーを正面から見つめる
  • 差分2:CTAを指し示すor示さない
  • 差分3:明るい表情orさらに元気で楽しげな表情
  • これらの差分に基づいたLPを作成し、CTAがクリックされる割合を測定する

テスト結果

その結果は驚くべきものでした。
1.まず、単に前を向いているよりも、CTAを見つめている方が効果的でした。
2.そして、指し示している方が示さないよりも効果的でした。
3.以上2つのどのパターンよりも、「元気で楽しげな表情」を用いたLPの方が効果的でした。

どんな画像が効果的?

売れるECサイト=コンバージョン率の高いECサイトをデザインするには、
CTAを見つめる画像も指し示す画像も同程度に効果的です。
しかしそのどちらも、「元気で楽しげな表情」にはかないません。

最後に

もちろん1件のテストだけで確実な結論を導くことはできません。
商材やユーザー層によっても結果は異なってくるでしょう。
しかし、ある程度の傾向を掴むことは可能です。
「売れるECサイトをデザインしたい」、「ページを改善し、売り上げを伸ばしたい」。
もしそのような悩みをお持ちであれば、このテスト結果を参考にしてみてはいかがでしょうか。

 

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