小売業を初めとする多くの業界にとって、ECサイトは売上向上の大きな役割を果たしています。

今までECサイトを使っていなかったユーザーもコロナ禍での外出自粛をきっかけにECサイトを使い出すようになり、EC需要はさらに急速な伸びを見せています。

まだまだ伸びしろのあるEC市場ですが、EC担当者の多くはサイトの運用に多くのお悩みを抱えています。

 

ECサイトは多くの役割・機能を持つため、対応内容が幅広く、悩みや課題が尽きません。

 

・ 新しくECサイトを開きたいと思っているが、何からはじめていいかわからない

・ ECを始めたが、売上が伸びずに困っている

・ ECサイトをオープンしたものの、顧客満足度が上がらない

 

EC担当者として、このようなお悩みを抱えていませんか?

 

皆さまが抱えているお悩みについて、どのような解決手法があるのか?

ECサイトの構築支援、運用代行を始めて15年目のベイクロスマーケティングが、EC担当者の悩みを解説します。

EC担当者が抱えている悩みとは?

 

出典:2021年の株式会社ネオマーケティングによる「EC運用の悩み」をテーマにした調査

1位:新規顧客の獲得

サイトへの流入や、その後の商品購入につなげることが困難という悩みが最も多くみられました。

 

・オープンしてみたはいいが、思うように売上が上がらない

・サイトに訪れている人はいるが、その後の購入に繋がっていない

広告費にも限りがあるので他にできる施策を知りたい

 

売り上げの拡大はどの店舗にとっても最重要課題であり、多くのEC担当者が頭を抱えています。

 

新規顧客獲得のためには「アクセス数」と「転換率(購入率)」どちらも上げてゆく必要があります。

せっかくアクセス数を増やしても転換率が悪ければ売上は上がりません。

 

商品を手に取って見られないからこそ、正しい情報をしっかり伝えることが重要です。

 

商品のスペックやベネフィットを丁寧に説明し、商品やサービスに納得してもらうことで、購入へと繋げます。

情報量の豊富さ、デザインのキレイさ、そして、サービスの良さが重要になってきます。

 

送料無料、細かな日時指定、ポイントなど買いたい意欲を膨らませるための施策を行いましょう。

 

2位:運用リソース不足

続いてはECサイト運用に費やす人・時間が足りないという悩みです。

スキルや知識が無いため「困ったときのサポート不足」が課題となった、という意見も見受けられました。

 

他業務と兼任しているので、まとまった時間を費やせずやりたいことまで手が回らない

・商品追加をした際、バグることがあり自己解決するために沢山の時間を費やす

・EC専門知識を持つスタッフが少なく、突発的な事故が起こった時に迅速に対応ができるか、いつも不安を抱えている

 

 

ECサイト運用業務は、大きく「フロントエンド業務」と「バックエンド業務」の2つに分けることができます。

 

フロントエンド業務とは、商品・サービスを紹介し、販売を促進する業務のことです。

例えば商品・サービスの開発や、キャンペーンの企画、メールマガジンの配信、Webサイト制作などの業務が含まれます。

また、集客施策やCRM施策などを企画・実行し、ユーザーの動向を分析するというのもフロントエンド業務のひとつです。

 

一方、バックエンド業務とは、商品登録や受発注の管理など、ECサイトの裏側で行う業務のことです。

ユーザーと直接コンタクトを取る役割も担っており、注文件数の増加に比例して業務の負担も大きくなっていきます。

バックエンド業務でのミスは、ユーザーの不信感につながってしまいます。

確実かつ丁寧な対応を心がけることが大切です。

「人手不足で手が回らない」「どのようにマーケティング活動を行えばいいか分からない」といった場合は、

ECコンサルティングやEC運用代行サービスの活用も検討してみてください。

 

3位:サイト集客

サイト集客=アクセス数の増加を狙う施策になりますが、集客したいECサイトが楽天市場やYahoo!ショッピングなどのモールか、自社ECかでは施策が大きく異なります。

 

また、「サイト集客」に関しては専門知識不足により思ったようなECサイトが作れないという構築段階でのお悩みも少なくありませんでした。

先ほども述べたようにECサイトには、

 

自社のオンラインショップで運営する「自社EC」と

楽天やYahoo、Amazonのような大型モールに出店する「モール」の

2つがあり、どちらに出店するかは商材やそれぞれの特性を理解した上で選択する必要があります。

 

自社ECとモールにはそれぞれメリットとデメリットがあります。

自社ECは集客を自ら行い、リスティング広告やSNS広告、SEO対策などで、

「お店を知ってもらう」「商品を知ってもらう」ことが重要です。

またサーバーの管理やシステム業務も発生してきます。

 

モール型は、集客はモールが行ってくれますが、

多くのショップが出店しているため、商品が埋もれてしまう可能性があります。

そのため、モール内での広告戦略が必要となってきます。

 

商品ページの転換率が低い場合は、広告戦略により集めたユーザーへ、

商品の魅力を分かりやすく伝え、購入まで導くためのページ作りも事前に行いましょう。

 

まとめ

ECサイトの運営には、受注状況や在庫情報の管理、物流・出荷業務、商品ページの更新、カスタマーサポートなどの幅広い業務があり、EC担当者はそれらの業務をすべてコントロールしなくてはなりません。

 

また、これらの業務をコントロールしながら、売上を伸ばすための企画・プロモーションを常に考え実行しなければならないのです。

やりたいこと、やらなければならないことは次々に出てきますので、先のような悩みを持たれるのは当然とも言えます。

 

売上と人手不足の悩みを同時に解決する方法として、ECコンサルティングやEC運用代行サービスの活用も検討してみてください。

これらのサービスのメリットは、自社内での負担を減らすことで、ECサイト運用以外の事業活動に注力することができるという点にあります。

 

貴社専属のEC専門部隊が手足のようにサポートし、売上アップの施策提案をいたします。

また、社内での教育が必要ないため、担当者の異動・退職時にもスムーズに対応できるというメリットもあります。

 

「○○だけサポートして欲しい・・」といった部分的なお手伝いも可能です。

悩んでいるEC担当者様はぜひお気軽にご相談ください。

他社の事例紹介や店舗分析をさせていただきますので、課題解決の糸口を見つけましょう。

運用サポートのお問い合わせはこちら

Written by

楽天市場の運営代行はベイクロスマーケティングにお任せください!